1985年

1985年総評

昨年の佐野元春「VISITORS」や、角松敏生「AFTER 5 CLASH」、「GOLD DIGGER」のような New York で流行していたファンク・ヒップポップ・ラップの要素を取り入れたすばらしいアルバム がヒットした影響もあり、小比類巻かほる や 米米クラブといった、ファンクミュージックの影響を 濃く受けたアーティストがデビューし始めた。この流れは、1987年の久保田利伸ブレークで最高潮に 達する。
また、角松敏生、佐野元春が単身海外に渡り、レコーディングした影響か、 後に海外レコーディングがブームの様にたくさん行われるようになる。
また、前年の特徴であったテレビをメディアとして利用するアーティストが登場し、テレビで 知名度をあげ、ベスト10番組などでライブハウスから中継で歌うなどしたためか、 コンサートの動員数が飛躍的に上がり、武道館やスタジアム公演が多数行われるようになった。

reflectionsが選ぶ 1985年BEST ALBUM

①佐野 元春
「VISITORS」
②大江 千里
「未成年」
③大沢 誉志幸
「in・Fin・ity」
④山本 達彦
「Mediterranee」
⑤杉 真理
「SYMPHONY#10」

1985年アルバムセールスBEST 10

  1. 井上陽水
    「9.5カラット」
    64.9万枚
  2. ワム！
    「メイク・イット・ビッグ」
    52.4万枚
  3. サザンオールスターズ
    「kamakura」
    52.1万枚
  4. 安全地帯
    「抱きしめたい」
    48.0万枚
  5. チェッカーズ
    「もっと！チェッカーズ」
    46.1万枚
  6. 松任谷由実
    「NO SIDE」
    41.3万枚
  7. マドンナ
    「ライク・ア・ヴァージン」
    39.1万枚
  8. 中森明菜
    「D404ME」
    38.2万枚
  9. 松田聖子
    「Windy Shadow」
    36.4万枚
  10. チェッカーズ
    「毎日！！チェッカーズ」
    35.6万枚

1985年シングルセールスBEST 20

  1. チェッカーズ
    「ジュリアに傷心」
    70.3万枚
  2. 中森明菜
    「ミ・アモーレ」
    63.1万枚
  3. 小林明子
    「恋におちて」
    54.8万枚
  4. C-C-B
    「Romanticが止まらない」
    51.7万枚
  5. チェッカーズ
    「あの娘とスキャンダル」
    51.6万枚
  6. 中森明菜
    「飾りじゃないのよ涙は」
    51.5万枚
  7. 中森明菜
    「SAND BEIGE」
    46.1万枚
  8. チェッカーズ
    「俺たちのロカビリーナイト」
    44.7万枚
  9. 安全地帯
    「悲しみにさよなら」
    44.3万枚
  10. 松田聖子
    「天使のウインク」
    41.4万枚
  11. 菊地桃子
    「卒業」
    39.4万枚
  12. 薬師丸ひろ子
    「あなたを・もっと・知りたくて」
    39.1万枚
  13. 中村あゆみ
    「翼の折れたエンジェル」
    37.8万枚
  14. 小泉今日子
    「スターダスト・メモリー」
    37.4万枚
  15. 杉山清貴&オメガトライブ
    「ふたりの夏物語」
    36.8万枚
  16. 松任谷由実・小田和正・財津和夫
    「今だから」
    36.7万枚
  17. サザンオールスターズ
    「バイバイマイラブ」
    36.6万枚
  18. トムキャット
    「ふられ気分でROCK'NROLL」
    35.6万枚
  19. 松田聖子
    「ボーイの季節」
    35.6万枚
  20. 中森明菜
    「赤い鳥逃げた(12inch)」
    35.4万枚



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